神奈川県高等学校教育会館

『自動音楽演奏ロボットの製作研究』

課題研究グループ
 西川 憲男(商工高校)

  1. 研究の目的
      ロボット製作を通して、「ものづくり」の大切さや楽しさを学ばせ、同時に、「ものづくり」の基礎的・基本的内容を理解させるような教材作りをめざす。

  2. 研究概要(製作したロボットについて)
      機械科3年生の課題研究ロボット班の生徒たちとともに「自動音楽演奏ロボット」の製作研究を行った。
      このロボットは普段生徒たちが授業で利用しているポケットコンピュータを使って何か物を制御して音楽を演奏できないかというところから考え始めた。
      ポケットコンピュータに組み込まれたベイシックプログラムを利用して、40ピンI/Oボード(入出力インタフェースボード)を介して信号を外部に出力し、アクチュエータであるソレノイドを駆動させ、その先に接続されたリンク機構を作動させ、電子オルガンを演奏するものである。

  3. まとめ
     ロボット製作は、さまざまなアイデアをお互いに持ち寄り、3年間の自分たちが学んできた機械科の技術・技能を生かし、知力、体力、忍耐力を結集して創り上げるもので、生徒たちは、夏休みも返上してこのロボット製作に頑張った。
    この研究に携わった生徒たちは、「普段自分たちが使っているポケットコンピュータでこのような事ができるのか」という新たな発見ができたこと、「製作作業は大変だったが、とても楽しくできた」、「機械科で勉強している様々な加工や制御の知識を生かすことができて良かった」、「またこのような機会があったらチャレンジしてみたい」等の感想を残している。この1年間生徒とともにロボット製作を行ってみて、当初の目的は十分達成することができたものと考える。
    最後に今回この助成金をいただきこの様な研究をすることができたことに深く感謝するとともに、今後も生徒とともにロボット製作に励んでいきたいと考えている
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