| 神奈川県高等学校教育会館 |
神奈川における教育諸課題の教育法的検討 |
| 神奈川教育法研究会 西脇秀晴(高浜高校) |
2006年度、下記のように5回の学習会を実施した。 第1回学習会 期日:2006年6月10日(土) 場所:かながわ労働プラザ 報告者:池添徳明(ジャーナリスト) 報告テーマ:「卒業式・入学式をめぐって―『管理と統制』進む学校―」 内容:東京都の教育状況をベースとして、教育現場で進む「管理と統制」を教基法の「見直し」の動きと絡めて展望し、「がんじがらめ」になっている教師たちの現実の中で、だからこそ「教師の力量」が問われるとした。 第2回学習会 期日:2006年8月5日(土) 場所:藤沢産業センター 報告者:中野和巳(神奈川工業高校) 報告テーマ:「神奈川における指導力不足教員等認定制度とその問題点―『不当認定訴訟』を中心にして―」 内容:国の指導力不足教員等認定制度導入をめぐる背景・経過と神奈川の「指導力不足教員等認定制度」をめぐる経過に触れた後、「不当認定訴訟」の内容と経過、特徴と問題点を報告。神奈川における「指導力不足教員等認定制度」の課題を述べ、「指導力不足教員」の課題をまとめた。 第3回学習会 期日:2006年9月30日(土) 場所:横浜市技能文化会館 報告者:武田麻佐子(藤沢工科高校) 報告テーマ:「『教員免許更新制』と教員管理」 内容:更新制導入は、実質任期制であり、恣意的非更新の危険を伴い、国家による教員管理にもなりねない。それは、教員の雇用形態の複線化を生じ、教員の共同性が薄れていく恐れがある。さらに、人材確保の困難性、大量のペーパー教員の処遇の問題、やがては教員不足をも招く危険性もある。 第4回学習会 期日:2006年11月26日(日) 場所:横浜情報文化センター 報告者:福沢英治(金沢総合高校) 報告テーマ:「判例研究―『東京国歌斉唱義務不存在確認等請求訴訟』」 内容:「難波判決」を、訴え提起の適法性、国歌斉唱義務・ピアノ伴奏義務の存否、職務命令の適法性、国家賠償請求権の存否から論じ、訴訟形態、思想・良心の自由の制約、通達・職務命令の性質、の3つの論点を展望した。 第5回学習会 期日:2007年2月3日(土) 場所:かながわ労働プラザ 報告者:金沢信之(元石川高校) 報告テーマ:「教育の規制緩和・市場経済化について」 内容:株式会社立高等学校、広域通信制単位制高校普通科・通学する通信制、公設民営化校、の問題点を紹介し、高等学校設置基準の改正・人件費の抑制を展望し、教育バウチャーの検討に及び、市場経済化の弊害を論じた。 |
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