神奈川県高等学校教育会館

CALLシステムを使った授業方法の研究と深化


CALLシステムを使った英語教育研究グループ
 萩原一郎(白山高校)

(1)CALL教室を利用したワークショップ開催(年2回)
 県教委や英語部会はCALLに関する研修をほとんど全く行わないため、異例ではあるが白山高校が主催して、CALL研修会を年に2回行った。まず、8月7日には関東学院大学の奥聡一郎先生による講演と大学の授業実践報告、(株)讃岐屋の井川氏による英語の歌を使ったソフトの紹介を行った。また、3月27日にはCALL研究の第一人者である山内豊先生のよる講演と授業ワークショップを行った。2回の研修会ともに、近隣の高校、CALLシステムを導入している高校に案内を出し、幸いなことに20名を超える参加者があり、部屋にはいりきれないほどであった。

(2)文献研究、CD−ROM、DVDなどを使った授業の研究と実践
「松本茂のスタンダード40」「NOVA CITY」などの英会話力を高めるCD−ROM、各種ビデオ、DVD教材などを購入し、実際に授業で使用し適宜生徒にアンケートを行い、どのようなリスニング、英会話ソフトが有効かを随時確認した。また、そのようなソフトを使う際にどのようなハンドアウトを作り、授業の中でどのような活動をさせていくといいかを研究した。

(3)CALL教室トラブル解決集の作成
 コンピュータのトラブル、生徒のいたずら、CALLシステムの機能を使いこなせないなどの原因で、授業が中断してしまうことがよく起こる。1台のコンピュータのトラブルを解決するために、他の生徒たちが放置され、生徒が騒ぎ出し授業にならなくなる。こういうことがきっかけとなり、CALL教室が授業で使われなくなることが多い。こうしたトラブルにコンピュータが詳しくない教員でも対処できるように、本校のCALL導入業者であるライオン機器と協同して、「CALLシステム・トラブル解決法」をまとめた。

(4)生徒によるアンケート結果集約
週1回1年間、CALL教室で授業を受けてきた1年生を対象にアンケートを行い、
CALL教室での授業で行った様々な活動についての感想を求めた。総じてCALL教室での授業については、「楽しい」「力がつく」など評価が高く、極めて有効に機能していることが分かった。さらに、CALLを使った授業でどのようなことをやってみたいかを尋ね、今後どのような新たな活動が可能かを考察した。
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