神奈川県高等学校教育会館

イラク・パレスチナを支援するNGOへの協力支援



国際ボランティア支援

 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、イラク、アフガニスタン、パレスチナとこれらの地域では、いまだに治安状態が悪くインフラの整備や医療面で深刻な状況にある。そんな中、マスコミにはあまり登場しないが、世界中で多くの非政府組織が活躍している。今回の助成を受けて、イラク、パレスチナを中心に、困難な状況の中で活動しているNGOを支援した。また、ロンドンに本部を置き、世界140カ国以上に100万を超える会員、支援者をもち、1977年にはノーベル平和賞、国連の人権委員会に参加資格を持つNGOでもあるアムネスティインターナショナルの活動にも参加した。
 今研究助成では具体的に以下の活動を行った。
  1. 国際支援NGO集会協力・参加
    1. 憲法集会でのガザ写真展  
      2009年5月3日(日)保土ヶ谷公会堂 主催:かながわ憲法フォーラム
      パレスチナ・ガザ写真展 企画、約80点の写真を作成・展示、写真については電子データとして資料に添付した。参加者:5人
    2. 「沈黙を破る」イスラエル元将校ノアム・ハユット氏来日・緊急報告会
      2009年5月30日(土) 明治大学・駿河台キャンパス 主催:パレスチナ記録の会、シグロ、明治大
      学現代史研究会
      チラシの配布、情宣、支援ボランティアとして参加協力4人
    3. 加藤登紀子「ほろ酔いコンサート」
      2009年12月28日(月) よみうりホール ペシャワール会
      支援ボランティアとして参加協力1人
    4. ガザ攻撃1周年追悼・報道規制を訴える集会
      2010年2月25日(木曜日)文京シビックホール /小ホール 主催:「ガザ攻撃1周年追悼・報道規制を訴える集会」実行委員会
      支援ボランティア参加協力 6人
  2. イラク医療支援(JIM−NET)「愛の義理チョコ作戦」支援   
    県内高校にチラシを配布PRした。
  3. JVC支援とアムネスティの活動
    今回の助成を受けて、イラク、パレスチナで、困難な状況の中で活動しているNGO(日本国際ボランティアセンターJVC)を支援した。また、140カ国以上に100万を超える会員、支援者をもち、1977年にはノーベル平和賞、国連の人権委員会に参加資格を持つNGOでもあるアムネスティインターナショナルの活動にも参加し、具体的には「良心の囚人」の釈放を求める活動と、人権が脅かされている国々に対しその改善を求める運動(内容としては当該国の責任者に対する抗議の葉書とその発送活動)を進めた。
    また、パレスチナ・ガザ攻撃について、アムネスティが発信する国際ニュースをまとめた。イスラエルのガザ攻撃後、マスコミの報道がほとんどなされなくなっているなかで、貴重な資料となろう。
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