| 神奈川県高等学校教育会館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英語教育サークル4月例会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年4月19日(土) 大倉山記念館にて 参加者:18名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 《参考》 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ●4月の実践報告(中学): 「受動態を使って戦争の事実に迫る」佐藤江都子さん(横須賀市立馬堀中) 「9.11以降、世界平和について考える」関根光子さん(横須賀市立神明中)
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| 英語教育サークル5月例会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2003年5月24日(土)13:00~18:00 横浜:神奈川県民サポートセンターにて 参加者:21名 |
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■参加者の感想
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映画で音読 ・ 1998年アメリカ映画『パッチ・アダムス』(patch adams) 冒頭シーンでロビン・ウィリアムズ演じる医師が病院へ向かうバスの中で人生を家路にたとえる独白が美しい音楽をバックに続く。 Home
■レポーターの感想
■参加者の感想
■英語教育サークル6月例会 2003年6月21日 大倉山記念館にて 参加者:11名 ●ワークショップ+実践報告 「自分の色 〜自己表現と国際交流をはかって〜」 サラ・ブロックさん(文京女子大学) ◆ 前任校の東大付属での実践。当日は参加者はポスターカラーと絵筆で格闘しながら「自分の色」をあれかこれかと作ったり、他の参加者の作る色に見入ったり、自分が選んだ色の和名や英語名に感心したり、そのあとペアワークのインタビューでも思わぬ発見ありで…、あっという間に時間が過ぎてしまいました。サラ先生、ありがとうございました。サラ先生 ・ サラ先生は今年から文京女子大で教えられているが、前任校は中野区にある東大付属。 ・ 今回の実践での思い:「この実践で、金子みすずの言葉『みんなちがって、みんないい』が伝えられた。手こずったけれど、たのしい学年になった」 To have students realize through experiment that all colors are beautiful; all people are beautiful; everyone is equal. 自己表現 ・ この実践を考えた経緯:たいていの教科書でWhen is your birthday? … It's May 26.のような文がある。でも、このデータ時代ではプライバシーの問題になりうる。「プライバシーに関わらない」内容で質問し、自己表現させる方法として考えた。美術の「キミ子方式」の本を読んで影響され、「自分の名前」を紹介する活動からヒントを得て、「自分の色」を紹介する活動へと広げていった。 作業 ・ 用意するもの:ポスターカラー4色(赤/黄/青/白)/絵筆など/白紙 (ハガキ大にコピー用紙を切っておく) ・色見本を編集したカラーコピーのプリント。 ・上記の色見本と対応した225色の和名と英語名の書かれたプリント ・ワークシート(B4版) ・My Color (選んだ色を3センチ四方ぐらいで切って貼る+和名と英語名を記入) ・ Color to Give Away ・ Color I like 参考書 色に関する本 (長崎盛輝『日本の伝統色』青幻舎の巻末の色見本を編集し、カラーコピーで配布。そこから自分の選んだ色を特定する。Let's find your colors! What Colors Do You Have?と題して、225色の和名と英名の書かれたプリントを配布。) ・松本キミ子/堀江晴美『絵のかけない子は私の教師』仮説社 ・中江克己『色の名前で読み解く日本史』青春出版社 ・大岡信など『日本の色』講談社 ・近江源太郎監修『色々な色』光琳社出版 ・福田邦夫『色の名前事典』主婦の友社 ・長崎盛輝『日本の伝統色』青幻舎 色 ・以下のような和名や英語名があります。 例) 18 赤紅[あかべに] Geranium 4 中紅[なかべに] Cherry Pink 7 薄紅[うすべに] Rose Pink 164 錆浅葱[さびあさぎ] Light Saxe ■参加者の感想 □ 色をテーマに、しかも自分で作ることから始まる英語の授業はとても新鮮です。実際に体験してみると、なかなか人と同じような色が出なかったり、選ぶ色も全然違ったりして、おもしろかった。サラさんが「キミ子方式」を知っているとは博識ぶりに驚きました。 □ 実際に絵の具で色々な色がつくれて楽しかった(9色!)。生徒も楽しめそう。なぜその色が好きか、なぜそれが自分の色なのかなどの理由を考えるのに苦労したので、生徒にはたくさんヒントを与えることが必要。When I see this color, I remember / want to do ノ/ feelノなど。 □ 楽しいワークショップでした。色を作ることも選ぶことも、英語で説明すること(ちょっと苦しかったけど)、そして日比さんと和田さんの好きな色が同じで、でも、理由が違っていたりして、おもしろかった。(なんか生徒の感想だネ、これって)これをどう応用するかが問題だ。 □ 自己表現はライティングっていうイメージが強かったが、サラ先生の「自己表現」は、・これまでの「自己表現」とは違っていて、・コミュニケーションにもつながっていく新しいタイプの自己表現だった。 □ ALTとのteam teachingというと、ALTがもってくるものはゲームなどの「楽しい」活動が多いのではないでしょうか。それに対してサラさんの実践は深みがあります。色を作ってみる、色を選ぶ、色の名前を探す、その理由を英語で他の人に説明してみる、という重層的な流れでいろいろな要素が入っており、授業展開もよく考えられていて、感心しました。team teachingにもこのようなsuperficialでない活動がたくさん生み出されれば、真の「コミュニケーション」に近づけるのではないでしょうか。どんなことが起きるかというワクワクドキドキ感と楽しさが味わえました! □ 今回でサラさんの発表を伺うのは2回目ですが、色作りからやってみてプロセスのなかで発見することが多くてとても楽しかったです。生徒の心を解放していく、サラさんの気配りがとても素晴らしいと思いました。ひとつの取り組みから生徒との信頼感を回復したり、いい関係に発展していく。やはり授業作りは大切だと実感しました。 □ 自分の電話番号や家族のことなどの自己紹介はプライバシーに関わるので授業だからといって安易になされてはならない。そこでサラさんは「好きな色」や「自分の色」は何かについて話すことで間接的に自己表現させている。この活動を通じて、プライバシーに関しては安易に答えてはいけないというcriteria[基準]を生徒に持たせ、コミュニケーション上の作法を身につけさせている。皆が安心して参加できる活動になっている。「授業はセラピー、心を解放することですよ」と語られたサラさん。とても真剣ですね。 ■英語教育サークル6月例会 2003年7月19日 大倉山記念館にて 参加者:15名 ●実践報告(高校):「会話・読解に生かせる中学・高校英文法指導の提案 〜冠詞と助動詞」 和田 さつきさん(東大附属中学・高校) 冠詞の使い方では(1)無冠詞(2)a / an / some(3)theの3つに分類。 例えばGive me water.とGive me some water. この2文はどう違うのか? そのキーになるのが、対比の有無。「対比説明する【無冠詞】」「対比を防ぐ【a/ an / some】」という場合分けで解説しました。 学校 ・ 現在は中野区にある東大付属(国立東京大学教育学部附属中等教育学校)で非常勤講師。中堅校でゆったりしている。双子の研究をしており、各学年に5組程度いる。総合学習を早くから取り入れており、中3〜高1で行っている。高2〜3年で「卒業研究」と題した卒論がある。「動物園の研究」「カウンセリングルームの調査」など好きなテーマ。作品は銀杏祭で展示、閲覧できる。優秀作品は図書館に寄贈。 中1:『NEW CROWN 1』、隔週でTT、週1×3クラス 高1:OC『スクリーンプレイ』、隔週でTT、週2×3クラス 高3:英語「『POW WOW 2』、週2×3クラス。 未来表現 Will you come tomorrow?(勧誘)とAre you coming tomorrow?(確認)は違う! コミュニケーションの場で【主語は聞き手(you)/疑問文】 《勧誘/依頼》【Will you do?】「〜しませんか?/〜してくれますか」 ◆話し手が聞き手を誘っている ⇔主観が入らない Will you (please) come to the party?「パーティーに来ませんか?」 《予定確認》【現在進行形 Are you doing?】「(これから)〜しますか」 ◆話す前から決まっている予定を普通に確認 ⇔その場で決意を問う Are you coming to the party? 「パーティーに来るの(ですか)?」「来ますか?」 《予定確認》【未来進行形 Will you be doing?】「(これから)〜なさいますか」 ◆話し手が聞き手を誘ってはいない。丁重に確認 ⇔主観が入る Will you be coming to the party?「パーティーにいらっしゃいますか」 《思惑を確認》【Are you going to do?】「〜するつもりですか?」 ◆発話の時点より前からの心づもりを確認 ⇔その場で決意を問う Are you going to come to the party?「パーティーに来るつもりですか」 ■参加者の感想 □ 冠詞・数詞の話は何回か伺っているのですが、今回はじめて納得がいき、すばら しいと思った。 □ 時制についてここまで深く英語教師を納得させた醍醐味のあるレポートは聞いた ことがありません。ぜひ英語教師のために参考書を書いてください。いつも指導で 苦労しています。 ●実践報告(高校):「生徒の実態に根ざした授業をめざして 〜アクションリサーチで授業改善の意欲を継続」 杉田 幹彦さん(外語短大付属高校) 2年前の1日研修会での佐野正之先生の講演で紹介のあった「アクション・リサーチ」。高校2年生に「英検3級」程度の力をつけることを目標に、アクション・リサーチの手法を使いながら、仮説を立てその検証を行うという形で授業改善をはかっていった1年間の取り組みの紹介です。(例会後の食事会に奥様とお子さん3人が参加され、楽しかったです。) ●その時間用のワークシート:NEW STAGE English Reading Part 1 L27 No. 4 (3) Most important of all, Japan is safe. In a country like the United States, where public safety is not maintained, cash is sometimes stolen from vending machines, Thieves simply break the machines. A lot of visiting Americans are surprised to see vending machines all over the country. To them, it's almost like saying: Here's cash. Please steal it. (4) Today we can buy more things from vending machines, such as freshly cut flowers and compact discs. There is said to be a plan to sell even sushi from vending machines. (3) もっとも重要なことは、日本は安全だということです。アメリカのような国では社会の安全が維持されていないので、・ ( )。 ・どろぼうが( )。 ・日本を訪れる多くのアメリカ人は( )。 ・彼らにとって、これはまるで「 」と言っているようなものなのです。 (4) 今日では、販売機でより多くのもの、たとえば切ったばかりの新鮮な花やCDなども買えます。販売機で寿司を売ろうという計画さえあると言われています。 ・ ワークシートは毎時間回収:この方がよく生徒が取り組む。 ・ ワークシートは「定型」「その時間用」を用意:「定型」を作っておくと楽。 ・ 楽に出来る「リスニング」(用意が楽に出来ないと続かない!):本文の書いてある「その時間用」ワークシート配布前に新出単語(4語程度)をしっかり説明してから、例えば「出てくる順に番号を振って」「出てこない単語が1つある。それは何?」「vending machinesは何回出てきた?」など、簡単な問いを1つ投げかけて、聞き取らせ、「定型」のワークシートに記入させる。 ●速読・速答 特訓カード:英検の3級の面接用問題を抜粋、5問のQuestionsをワークシートに書いておく(旧式の出題でYes-NoかWh-questionsのみ。現行のような、意見を求めたり状況描写させる設問はない)。1分間黙読、その後に読み上げさせ、Q&Aの答えを記入させる。(これは準備しやすく、お薦めですね!) 例文 生き生きした例文:杉田先生の補助プリントにある例文は生き生きしています。ふつうの教科書では「ちょっと生徒には難しそう」と省いてしまいそうな言い回しが本文のキーセンテンスに合わせてさりげなく提示されています。(カッコ内は会報担当の感想) ・good at~ He is good at telling ad-lib jokes. / She is good on the violin. (ad-libの一語が効果的。good at~だけでなく、good on ~も提示してあるのがいい) ・no matter ~ No matter how many times I see this movie, I still cry at the last scene. [この映画は何度観ても、やっぱりラストシーンで泣いてしまう] (no matter how many times ~ というフレーズがいい。使ってみたい例文ですね) I will finish my work today no matter what. [何が何でも今日この仕事を終えるぞ] (このように文末でno matter whatで終わる例文も紹介したいですね) ■参加者の感想 □ 杉田先生、まねして実践してみたい部分がたくさんありますが、これは生徒の状況もあるので真似でうまくいくかどうかわからない。とにかく本当に努力しているということがわかった。 □ 杉田先生の教科書本文意味内容の処理の仕方がおもしろいと思いました。今現在やっている処理の仕方に何か付け加えることができそうです。 ●実践報告(中学):「検定教科書の創造的な扱い方〜ハゲワシと少女〜その他2つ」 吉牟田 聡美さん(森村学園中学・高校) 検定教科書の教材・話題をきっかけにさらにひろい世界に子供達の目を向けさせようというねらいのもと考えたレッスンプランです。文法ターゲット:make+O+C, to+V, 受動態など 学校 ・森村学園中等部高等部:6年前に中高一貫校になった。教育熱心な家庭層の多い 田園都市線沿線の私立。 ・今年度の担当学年と使用テキスト 合計 17コマ 中2R 1クラス × 5コマ New Crown 2+問題集『シリウス2』 高1R 2クラス × 3コマ Voyager 1 高2演習A 高校英文法 『パスポート英作文』 ・ 高3演習B センター対策(文法・会話文) 『インパルス』 授業 ハゲワシと少女 New Crown 3 ・ きっかけ:インターネット 小5道徳 http://hp.vector.co.jp/authors/VA001148/hagewasi..htm 小6道徳 http://www1.ocn.ne.jp/~skip/doutoku.hagewasi.htm ・ 発問: Questions Answers ・ What's there in the picture? A child.. ・ Is it a boy or a girl ? A girl. ・ Guess how old is the child? 8,9,12. ・ What's she doing? She is ---ing. ・ What's this? It's a bird. ・ What kind of bird is it? It's a vulture. ・ What does a vulture eat? It eats insects, animals, and plants. ・ Now, what's she doing? ・ What would you do if you saw this? I'd help her. ・ Which girl would you help if there were two? ・ How many children would you help in Sudan? 少女の写真を2枚提示して・・の発問。そこで参加者から質問、議論があった。 コメント ・写真家石川文洋氏のコメント(「朝日新聞報道写真集95年版」朝日新聞社): 「どんな現場にいても、我々の仕事は写真を撮ることである。そのために現場に立つのである。やめさせたいことは写真でやめさせる。救いたいものは、写真の力で救いたいのである。写真は1人で出来ないことを、たくさんの人の力で可能にする力がある。それが我々の武器であることを信じるしかない」 課題 ・ 物質的な不自由さはない日本に生きる子どもたちがそうではない人もいると知るところまではもっていった。 ・ しかし、カーター氏に同情ではなく共感させ、また少女の陥っている境遇を理解させるのは、中2・3という発達段階にはまだまだ難しい。 ■参加者の感想 □ ピュリッツアー賞を獲る写真を撮ることと人間としての道義的責任について考えさせるアプローチにしたらよいと思います。生徒の「カメラマンとしての使命も大切だけれど、時にはカメラを置く勇気も必要」というコメントをぜひ参考にして掘り下げてみてください。あとは教科書『Creative』(第一学習社)Lesson 5 The Perfect Pictureを見てみてください。 □ 「世界の事実・史実に目を向ける」ことに重きを置くと、社会科の授業と変わりがなくなってしまうような気がします。今回の生徒の感想文は導入部分で書かせたものだそうですが、この課のまとめ(内容・文法も含めて)としてでも英語で感想や意見を書かせる活動を入れてみたらいかがでしょうか。ディベートまではできなくても、感想文くらいは…。定期テストにも出題すれば、点数主義の生徒も書くと思うのですが。 □ いつもレポートを聞く度に「ここはもらいだ!!」と元気になる自分がいます。『ハゲワシと少女』も議論になりましたが、私だったら「2人とも助ける!」と思いました。授業者が逆に「どうして2人とも助けようとしないのよ!」ぐらい熱くなってもいいと思いました。やり方がどうこうというより、授業は「自分という人間」で勝負です。私は2枚の写真を提示するのは良いと思いました(ドキッとしましたけれど)。 □ 「対処療法ではだめだ」という表現がとても気になりました。Think globally, act locally.なのですから、その場にいたらどうするかということと、身近ないろいろな場面で何ができるか、両方を考えさせるべきだと思う。一個人としての立場、写真家としての立場をきちんと踏まえさせるべきだと思う。「あなたがもし写真家だったらどうしますか」という問いかけがあってもいいかと思う。 □ アドバイス:年間計画を詳しく。Landminesを深めないで、なぜ「ゲルニカ」を扱ったのか? 素朴な疑問。「実践の成果と課題」ももう少し書き込むといいですね。 □ 資料のp. 4の(5)「飢餓状態に置かれた子どもたちを助けるために」と書き換えたら、少しねらいがそれるのかなー? □ 「ゲルニカ」や『ハゲワシと少女』のショッキングな写真を見て、自分だったらどうするか問われているような気がします。意見が非常に多岐に分かれていて、「現代人の冷めた視点」について考えさせられました。 ■英語教育サークル9月例会 2003年9月20日 大倉山記念館にて 参加者:9名 ●夏の研修報告 ◆ 韓国ビデオ報告(棚谷)、中国報告(大豆生田)を中心に報告がありました。 大豆生田千恵 ・ 中国報告 。 ・ レポーターの感想:自分のレポートでは写真の編集で手間取って、未完で主旨が不明でありました。本当は中国語の音に触れたこととか、感じの簡体字のこととか、例が挙げられたらと思いました。 棚谷孝子 ・ 韓国ビデオ報告 ●実践報告(中学):「秋の新作『世界に一つだけの花SP〜基本文発展編〜』」 泉 康夫さん(川崎市立東橘中学) 泉先生による新作のワークショップ。 ・ 導入した文法事項を含む英文を、生徒は読めるようになった。書けるようになった。言えるようになった。で、その言えるようになった英文をもう少し発展的な活動につなげられないか? そう考えたときにこの活動が生まれたってわけでは全然ありません。最初に「世界に一つだけの花」がありました。そのメロディーと歌詞が滅法気に入ってしまって、花、花、花・・・・・とか考えていたら、カンボジアと地雷とサニーちゃんの「地雷ではなく、花を下さい」とかがくっついてきて、基本文発展編になってしまったというのが顛末です。実はこの活動、授業ではまだやっていないので、皆さんから是非ご意見をいただけると嬉しいです。 ■レポーターの感想 やらせて頂いて良かった。明日また作り直す必要があるが、色々具体的なヒントを もらえたので助かりました。授業での活動を試してみる不安が半分は減ったと思い ます。 ■参加者の感想 □ 秋の新作発表会という感じで楽しかったです。プリントの構成がよく練られてい るのはさすがです。地雷と花を対比させていくともっとよいと思います。 ■英語教育サークル10月例会 2003年10月18日 大倉山記念館にて 参加者:16名 ●実践報告(高校):「通訳技術で教員の英語力ブラッシュアップ!」 冠木 友紀子さん(成城学園高校) 自己紹介を英語通訳する。ストップウォッチで「45秒。では通訳、お願いします」。参加者、ドキドキ。それに続くShadowingではしどろもどろ。いい刺激になった報告でした。 冠木さん ・ レポーターから:教材研究や学級運営に追われる教員は自分の勉強を後回しにしがち。でも通訳訓練法の応用で通勤電車が勉強部屋に早変わり。今回はワークショップ形式で生徒の緊張を味わって頂きます! ・ 日常での工夫:自分のPCの「お気に入り」に英国首相官邸、ホワイトハウス、いくつかの報道機関のサイトを登録しておき、ネットにつなぐたびにチェックして新しいスピーチに目を通す。それからBBC、CNNは流しに立っていても正面に見えるようにTVを置いている。「昔の、お母さんが居間に背を向けて壁に向かって料理していたような台所は私には拷問です。」とのこと。 参考 ・無料:NHKラジオ第2放送 午後2時/午後11時の英語ニュース(15分番組) ・速い:『ニュースフラッシュ』(CDとスクリプトのセット BBC VOA AFN) 2003年度版まで発行ずみ アルク 1400円 ・簡単:『ニュース英語のリスニング』 森田勝之 編著 DHC 2816円 ・『トレンド日米表現辞典』小学館(通訳者は全部暗記、だそうです…) ・『会話作文英語表現辞典』ドナルド・キーン 羽鳥博愛 監修 朝日出版社 通訳 ゲーム編 Task 1 No Time to Waste(時間との戦い) 【やり方とポイント】 ・ 「日本語で1分以内の自己紹介をしてください。英語力を高めるためにしていることについて必ず触れてください。」という指示のもと、参加者は日本語でメモを書き始めた。 ・ 1人が指名され「〜さんの自己紹介のメモをとってください。」ということで、その人が日本語で話した内容を残りの全員が日本語でメモを取った。冠木さんはその間、ストップウォッチで計り「45秒でしたから、英語の通訳はその1.2倍でお願いします」と言って、別の1人を通訳として指名。その人が通訳した。 ・ メモを取るときは三角形に:情報は「階層」になっているので、三角形にメモを取る。通訳し終わった箇所に×をつけていく。シャーペンで書くと手が疲れるので、なめらかなペンを用いる。 【チャレンジ1】Kさんの自己紹介をWさんが通訳する+冠木さんのアドバイス Kさん:「茅ヶ崎市立〜中学で教えている。趣味は水泳、テニス、ジョギング。英語の勉強はテレビ・ラジオ。学校の総合の授業でハングルをやるので10月からラジオを聴き始めた」 【冠木さんのアドバイス1】 ・ 内容は正確に:(I teach at Chigasaki Junior High Schoolと言っていたが、それでは校名になってしまうので、不正確。校名を聞き落としたのであれば) I teach at a junior high school in Chigasaki.と言うとよい。 ・ 主体がはっきりしない場合には受動態で逃げる:(Kさんは「総合の授業でハングルをする」と言ったが、実際に教えるとは明言していなかった。そこでI'm going to teach Hangelノと言うと不正確になるので、受動態を使って)Hangel lessons are being offered next year.「来年ハングルの授業がある」と言うとよい。 ・ 人を主語にしたスタイルが自然:(My hobby is swimmingではなく)I enjoy sports; swimming,のように言うとよい。 【チャレンジ2】Kさんの自己紹介をHさんが通訳する+冠木さんのアドバイスKさん:「私立中高。授業研究している。雑誌のレポートやもらったレポートを応用している。子ども2人は結婚。1人残っている。世話しなくていいので、趣味の音楽やダンス、演劇をしている。ギターを始めた」 【冠木さんのアドバイス2】 ・「見出し」をつけてから具体例へとつなげる:「子ども2人は結婚。1人残っている」のところは、Three of my children are all rather independent; two are married and one is staying at homeノ「3人の子どもは手がかからなくなっている」と先に述べ、そのあとに「2人は結婚。1人は家にいる」と言うとよい。 【チャレンジ3】Eさんの自己紹介をNさんが通訳する+冠木さんのアドバイス Eさん:「教職は20年。中3担当。朝日ウィークリーやペーパーバックを読んでいるが、時間がなくてなかなか読めない…」 【冠木さんのアドバイス3】 ・人を主語にしたスタイルが自然:(「教職は20年」をMy career is 20 yearsではなく) I've been teaching English for 20 years.のように言うとよい。 Task 2 Good Notes 【やり方とポイント】(ふさわしいメモ書きとは?) ・「私が簡単に最寄り駅から成城学園までの道順を説明します。メモをとってください。」という指示のもと、参加者は日本語でメモを書く。指名された人が通訳。・ポイントは「道案内なので、メモを取る場合にイラストで描くとよい」(参加者ではS先生のみがイラストで描いていた)。 ・道案内に基本的な表現を使いこなす:T字路(T-junction)/正門(the main gate)/〜に向かって歩く(walk on for ~)/〜までいく(until you come to ~) 訓練編 Task 3 Sight Translation BBCサイトから Japan awaits Bush Arrivalのスクリプトを冠木さんが読み上げ、その後を追って同時通訳に近い形で通訳していく。ポイントは「後から軌道修正できるような可能性を残すように心がけること」。 Task 4 Shadowing ・CD 42「イラク、対英米抗戦を活発化」(1999/1/21の記事:「ニュースフラッシュ BBC」アルク)のスクリプト+CDを用意 ・ペアワークで1人がCDに合わせてShadowingする。もう1人がスクリプトで発音できなかった箇所をチェック。 通訳の現場 ニュース番組チェック:冠木さんがされている、海外の放送局(イギリス BBC/アメリカFOXなど)のニュース映像分析を紹介。「アメリカFOXテレビはemotionalな印象を与える報道[たけしのテレビタックル風]なので日本NHKから『報道姿勢に偏りがある』とクレームを入れた」という話があった。 希望 希望的企画 *日本の放送にもっと多重放送が増えること。 *教員をメンバーとする通訳ボランティア組織ができ、長期休暇などで活動すること。 ■レポーターの感想 皆さんの真剣な参加、とても嬉しく思いました。でも、実際の通訳的訓練まではほとんどたどり着いていませんね(苦言:少なくとも教科書に出てくる表現は「アクティブに使える表現」にしておいてはいかが。)ぜひ、今回の分として用意してきたものをさらに数回分にわけてまた機会を頂きたいと希望しています! それにしても、英語教師という職業の課する「語学力」と「指導力」の枠にはなんだか自分がゆがめられるような思いがしたことはありませんか? せっかく学んだものをどこかにおいてきた気がしませんか?(通訳は逆。)そんな思いを掬い上げ、できれば学校外でも力を役に立てるにはどうしたらよいでしょう… また新たな課題をつきつけられた気がします。ありがとうございました。また続きを! ■参加者の感想
●ミニレポート:「イギリスの地方の英語」 吉牟田 聡美さん(森村学園中学・高校) イギリスで青蛍石(fluolight)の産地を訪れた吉牟田さん。そのときのガイドさんの説明をMDで録音してきてくれました。参加者一同で聞き取りしました。 イギリス旅行 ・レポーターから:夏休みにイギリスに行ったことをなんとかまとめて 10分くらいで発表し、他の方と分かち合えれば嬉しいのですが。「鉄は熱いうちに打て」という勢いのあるうちに。アプローチの視点はイギリスの地方の英語です。実際に向こうで録音した田舎の英語を聞いていただきたいです。 ・パソコンでデジカメ映像紹介:昨年イギリスに日本語教師として移住した森村学園での元同僚でSheffield在住の飯塚さんを訪ねた5日間の旅。マナーハウスに宿泊し、楽しいイギリス旅行だったそうです。 聞き取り ・ Sheffieldからの列車の車掌さんの一言:Tickets from Chesterfield station, please. (下線部が聞き取りにくかった。車掌さんは途中から乗車した人に検札に来たのだった) ・ Blue John Cavernのガイドさんの解説:Why then is the Blue Johns unique? It's unique because of the colour bands.(以下にある感想文を参照。) ■参加者の感想 □ ロンドンの地方のなまりですが、聞き取れることは確かに大切であるが、我々日本人同士でも聞き取れない言葉、方言をしゃべっていることに出くわします。私の田舎では隣の市の方が話している方言が分からないでつまはじきにされたような気持ちになったことがあります。話に加わりたいがわからないので加われないのです 。そのとき思ったのは、方言は分からない人の立場でいうと相手にされていないという意識つまり蚊帳の外に置かれているという気持ちがそのときわきました。その土地に生活するのならやはり分かった方がいいけど、どこまでの英語が分かればいいのかを今回の報告で考えました。イギリスのロンドンのなまりがバーに行ったときに全く分からなかったことを思い出しました。 □ イギリス人の英語、文孕になっているところは聞き取れて、直して、プリントにして持ってこられたのですね。( )は本当に分からない! お手上げで、目が覚めました。何という英語の奥深さ! □ 海外旅行など、ほとんど縁のない生活なので、本当に楽しませていただきました。 □ 画像あり、音声ありで大変分かりやすいレポートでした。休暇中にはぜひ海外に行きたいものですね。 □ イングランドの風景、なつかしく拝見しました。吉牟田さんの新鮮な視線もよかったです。クールナニヤラ、ってcolour bandじゃないでしょうか。Blue Johnはフローライトらしからぬ黄色や灰色の縞々で有名なので…Blue Johnのサイトを見つけました。http://www.bluejohnstone.co.uk/index.htm ●実践報告(中学):「中学3年生の少人数クラスのとりくみ」 榎本美津子さん(横浜市立若葉台西中学校) 1クラスを2分割した少人数クラスを2人の教員で持つ場合、同じ比重で責任を持つことも考えられますが、榎本先生の学校では担当学年の人が「主」となり、もう一人は他学年からのヘルプで来るのであくまでも「従」。そこでうまく機能しているように感じました。 学校 ・ 生徒の状況:高台にあるマンション群の中にある。学区がすべてマンション内。経済的に恵まれており、教育熱心な家庭層が多い。小学生の時から英語教室に行ったり、海外旅行に行ったりという生徒が多い。ほとんど全員が塾に通っており、先取り学習をしている。ドリルには熱心だが、言語活動への取り組みは今一歩。
少人数授業 ・ 管理職とのやりとりでの不思議(その1):本年度に赴任した当初「この時間数をTTで」という話だった。その通り行っていたら突然6月に管理職に「少人数ということで」と言われ、あわてて年間計画を作り直し、今日に至っている。
■参加者の感想 □ 要領よくまとめてなさっている計画と感じますが、(少人数授業の要請で)そうせざるを得ない状況が進行中であることが分かりました。少人数制で優秀な生徒を教えるのに、もっとドリル形式で済ませたい雰囲気とは、もったいないですねえ。 □ 分割されたクラスを複数人の教員が担当するための意志疎通をとても大切にしていらっしゃるのに感心しました。プリントのアイディア、高校でも使わせていただきます。 □ 少人数制、TT、習熟度別…、私はまだ経験がありませんが、持ち時間あわせや単に上からのねらいの押しつけに振り回されることなく、純粋に英語の力を伸ばすための理想的な場面作りをしていきたいですね。今後もこのテーマのレポート発表を伺いたいと思います。 □ TT、習熟度別で子どもたちも教員も満足するようなレッスンプランを見せてくださり、ありがとうございました。Teach aloneでもできそうなので、早速活用させていただきたく思いました。 □ 少人数用のプリントや授業プランを作ることが必要だと思います。それと一斉(全体)授業のプランとのリンクをどうするのか方針を持っていることが必要です。榎本さんは分割しても自分が全体を1つと見ている視点を持っていて、これなら生徒は安心して受けられると思いました。 ■英語教育サークル11月例会 2003年11月15日 大倉山記念館にて 参加者:10名 ●実践報告(中学):「イギリスを知るには」 吉牟田 聡美さん(森村学園中学・高校) 私学は特長を出し、生き残りをはかっているといわれます。森村学園では中3でイギリス修学旅行を企画しています。いかに生徒に動機付けするか。吉牟田先生はさまざまな工夫されています。 中3 イギリス修学旅行 ・ 修学旅行:例年中等部3年で京都への修学旅行、高等部2年で長崎への修学旅行を実施。しかし、4〜5年ほど前から準備を進め、中等部3年の修学旅行地をイギリスに、高等部2年の旅行地を京都に変更(競争の激しい私学として一つ「売り」を増やす目的)。 ・ なぜイギリスなのか:森村学園の創立者がイギリスと陶器の貿易を行った先駆者とも言うべき明治時代の人。学校教育において「国際化」を意識せざるを得ない昨今、森村学園は生徒がイギリスに行き、先人の教えに思いを馳せるとともに英語の動機付けをすることに意味があるという共通見解に至っている。 ・ なぜ中3の時期なのか:せっかく外国に出向くのだから、生徒がより知識を増やして高2でもいいのではないかという意見もあった。しかし、英語の動機付けのためには、早い段階の中3で行かせる方がいいだろうと考えた。 レッスンプラン ・ 動機付け:中3でのイギリス修学旅行は、自発的なものではなく学校に決められたもの。そこで、修学旅行に行く前の中2の英語の授業で、イギリスを知り、興味をかき立てるような活動ができればと思い、今回のレッスンプランを考えた。 ・ 吉牟田先生の思い:「大英博物館」といえば「ダイエー博物館」だと思っている生徒やイギリスと言えばベッカムだと思っている生徒にサッカーだけではないイギリスの奥深さを知ってもらえたらと思って作った。 学校 ・森村学園中等部高等部:6年前に中高一貫校になった。教育熱心な家庭層の多い田園都市線沿線の私立。新たな試みの中で来年度からは週6日制に変わる予定。 ・今年度の担当学年と使用テキスト 合計 17コマ 中2R 1クラス × 5コマ New Crown 2+問題集『シリウス2』 高1R 2クラス × 3コマ Voyager 1 高2演習A 高校英文法 『パスポート英作文』 ・ 高3演習B センター対策(文法・会話文) 『インパルス』 授業 教科書はNew Crown Book2 L5The United Kingdom New Crown 2 文法 L1Bob's Stay in Australia 過去形 L2 Mukami's 3 Languages 不規則動詞過去 L3 Student Reports Be動詞過去形 L4 Kumi Talks about Korea 助動詞will must 韓国の文化 L5 The United Kingdom There is/are 1 4 countries 2 football サッカーのワールドカップは国別対抗だが、イングランド対スコットランドの試合がある 3 Gaelicゲール語 L6 Speech- My Dream 不定詞3用法 L7 Ainu 動名詞 SVOO アイヌ語を聞かせる L8 ComputerCommunication 比較 L9 Landmines and Children 受動態 受動態の導入 イギリスのネタを取り入れる:2学期の中間以降、Lesson 5~9まで進まなければならない。その制約とプレッシャーのなかで、投げ込み教材として毎日少しずつ違う視点でイギリスねたを取り入れている。L5を扱っている間は、「関連教材である」という口実が使えたが、もうないので、毎回空気がよどんできたら5分間くらい取り入れている。(大英博物館はスライドも見るので35分取った) 1)夏に行ったイギリス旅行写真 2)ヘンリー8世小話 3)英語史歴史 No.1のプリントを和訳させる:ケルトからノルマンコンクエストまでのイギリス史について面白くてためになるHP、BBCのキッズサイト(http://www.bbc.co.uk/schools)を見つけた。それを参考にして、簡単な英語にした。生徒は世界史の授業で宗教改革まで勉強しているので、ぴんときやすかったようだ。 4)「その町の名前は?」:イギリスにおける交流校King Edward 7th School(元同僚の飯塚先生が勤めており、メール交換やホームステイの受け入れなどの交流をしている)はヨークシャーのシェフィールドという中都市にある。そこを舞台にした映画「フルモンティ」の冒頭には都市自体の説明があり、映画を見せて聞き取りプリントに記入。 5)「イギリスはどこにある」―世界白地図―: カンザスあたりをイギリスだと思っていた生徒がいた。 6)大英博物館○×クイズ ・だいえい博物館にはダイエーの歴代監督の写真が飾ってある(×) ・入り口を入ると「グレートコート」と呼ばれるスペースがあり、たくさんのコートが展示されている(×) ・お化けが出るそうだ(○:長年勤務している人が証言している!) ・北野武[ビートたけし]の絵が飾られている:(○:著書に寄贈したとある) ・人類の歴史・文明の発展を知るにはもってこいのところだ:(○) [参加者から「ヨーロッパ中心史観である」「出題している意図は? 投げっぱなしではダメ」との意見があった] 7)大英博物館3者択一クイズ(撮影した写真を使って) ・ This is a godユs object. People in Hawaii loved this god. What kind of God is it? (1) God of war (2) God of peace (3) God of food [参加者から「ハワイの像もイギリスが略奪したもの。『実は…』とイギリスの略奪の歴史をどこで取り上げるかを考えてほしい」という指摘があった。吉牟田さんからは「イングランドの旗の歴史を取り上げる予定でいる。また、略奪については帰国してから話そうと思っている」というコメントがあった] 8)大英博物館で迷ったら… 生徒:Excuse me, we are at No. 1, right? Where is the lavatory?(トイレはどこ?) 博物館員:There is one near the Great Court. 生徒:Thank you. And which room do you recommend?(お薦めの部屋はどれ?) 博物館員:I think that Rook No. 64 is very good. It has a lot of mummies. (64の部屋がいいですね。たくさんミイラがある) 参考文献 「たけしの大英博物館見聞録」ビートたけし著 新潮社 資料集め ・ 2003夏イギリス旅行:夏休みを利用して初めてイギリス訪問(前回の例会で報告)。都会のロンドンと田舎のヨークシャーを訪れた。国立公園ピーク地方の何処までも続く紫色の花、ヒースの草原やヨークシャーのなまりにイギリスらしさを感じた。何処に行っても歴史の重厚さに感激し、またひとびとが古いものを大事にして暮らしているということにイギリス人の賢明さを感じた旅になった。この感動を生徒に伝えたいと思って帰国した。 ・ 大英博物館の至宝展:2003.10.18~12.14東京都美術館にて大英博物館の至宝展(http://www.asahi.com/daieihaku/index_f.html)が開催されており、訪れた。4体のミイラなど、大英博物館の作品250点を展示。 ■参加者の感想 □ 中学生が興味を持てそうな質問が多く、おもしろいと思った。ビートルズの歌詞からネタを取る。スカボロフェアはどうでしょう? ●実践報告(高校):「読みの指導:同時通訳読み」 中村 康雄さん(住吉高校) 中村先生が紹介された「音声指導」。その追実践が例会参加者にじわじわっと広がりつつあります。これからも実践を続けられ、どういう教材が音読に向いているのか研究していただきたいと思います。 学校 ・ 住吉高校(1〜3年:7・7・6クラス)、創立24年。元住吉から徒歩10分 ・ 英語力:英検2級取得者は高3で5〜6名 ・ 3年:リーディング『ATLAS READING』 音読指導 ・ 『新英語教育』2003.4「生徒と創る音読重視の英語の授業」という記事を書いた。 ・ 3年前の國弘正雄さんの講演会がきっかけ: 國弘さんが提唱する只管朗読[しかん ろうどく]=ひたすら朗読する[曹洞宗の道元の只管打坐[しかん たざ](ひたすら座る)がヒント] 『英会話・ぜったい・音読』(講談社) 『國弘流 英語の話し方』(たちばな出版) ・ 実際の授業で;復習としての読みのペアワークのパタン Aパタン:相手が読んでいるのを聞く B パタン:1人が日本語を読んだら、もう1人が英語を読む Cパタン:1人が英語を読んだら、もう1人が日本語を読む Dパタン:1人が英語を読んだら、もう1人がまねて繰り返す (このDパタンを生徒は喜んでする。生徒の一人は『(生徒同士ではやっても)意味ない』と言ってネイティブのテープがよいと言っていた。例会参加者からも「正しい発音の出来ない生徒のまねをするのは意味があるか?」という疑問が出された) Eパタン:SHADOWING ・ 授業での心配り:説明を丁寧にしている/強弱をつけるようにしているプリント ・ 速読プリント:スラッシュリーディングのように区切って、読む教材。 ■参加者の感想 □ 中村さんは今、音読を深めているのだなあと思いました。ペアでの音読の仕方は参考になりました。Dパターンが一番おもしろいと思ったのですが、正確な発音の生徒がいなければ難しいですネ。私も音読の勉強は学力を高めると思っているので何とかして取り入れたい。泉先生の言うようにいつも同じ方式ではなく、いろいろな方法を代わる代わるやっていく方が新鮮味があっていいですね。 □ 英文の朗読(音読)の効果を実践して検証してみたい。英文は教科書本文だけでなく、自主教材もできればやってみたい。 ■英語教育サークル12月例会 2003年12月20日 大倉山記念館にて 参加者:16名 ●実践報告(中学):「生徒とつくる英語の授業〜特に苦手な生徒に焦点をあてて〜」 矢作 富男さん(横浜市立並木中学校) 一つのクラスにいろいろな生徒がいる公立中学。その中で全員を巻き込む授業をどのように作っていったらよいか。授業についていけない生徒をどのような手段をとれば、授業に生き生きと参加させることができるかを具体的な指導法とともに紹介していただきました。 学校 ・ 矢作先生による紹介文:「八景島シーパラダイスのそば。埋め立て地に出来た学校。99%団地。他者への見方がきついところあり」。 (学校のそばの住宅街にはスーパーのジャスコしかなく、文房具店などの小売店がない。矢作先生の形容をそのままお借りすると、「宇宙都市」のようだそうです。並木中を対象とした専門塾があり、生徒は8割が塾通い。) ・ 一学年4クラス、全12クラス。2,3年生は週4時間を確保(3時間は英語、 1時間は学年選択で国際理解[同じ英語教員が担当しているので英語関連でも出来る。 今はイラク問題を扱っている]) ・ 矢作先生:現在10年目。2年生4クラスと3年選択を担当。 授業 ・ 1時間の授業の流れ:(1)→(2)または(1)→(3)を交互に繰り返し。時々 (1)→(4) (1) 歌を聞きながら(一部歌う)、書き取りの宿題のスタンプを押す(机間巡視) (2) プリントまたはゲームによる文法事項の導入と練習問題 (3) 教科書本文プリントによる展開 (4) [不定期で]国際理解でビデオ(教科書に関するもの/国際問題を扱ったもの) ・ 活動内容 ・「歌」:文法事項には配慮せず、聞きたいものを聞く。1ヶ月に1〜2曲。 11~12月の歌はANGELEYES (Benny Andersson) Look into his angeleyes, you'll think you're in paradise. (彼の天使のような瞳を見てごらん、パラダイスにいるよう) Don't look too deep into those angeleyes. (あまり深く天使のような瞳を見つめてはいけないの) ・「書き取りの宿題」:毎時間ノート半分に書く。内容は自由。学期末に(自習時間を設けて)スタンプの数を数え、成績に入れている。 ・「教科書本文プリント」: (ア) 本文読みの1回目は単語一語ずつ読む。苦手な生徒はカナをふっている。 (イ) 2回目は一文を一気に読む (ウ) 日本語訳の後、暗唱読み 第1段階:男子がプリントを見て言う、女子がそのあとに何も見ないで言う 第2段階:教師の後に生徒が言う、CDの後に生徒が言う 第3段階:教師の言う日本語を生徒は英語に直して言う 当日の議論 ・ 練習問題の在り方:問題の選択肢に実際にはない組み合わせ(they doesn'tなど)を見せずに、ターゲットをはっきりさせた設問にしたらどうかという提案があった。一方で「あり得ない組み合わせは、考えさせることにつながるし、生徒の状況によっては対話のきっかけにもなるので有効」という反論があった。 提案例)付加疑問で、苦手な生徒用には段階的に提示 The men weren't working hard, ( ) they? Mayumi won't come here tomorrow, ( ) she? This is my bag, isn't ( it / this )? Your brother gets up early, ( doesn't he / don't you )? ■レポーターの感想 20年ぶりにつたない実践報告をさせてもらいました。とてもよい刺激、アドバイスをいただきました。 ■参加者の感想 □ 宿題(練習問題)ひとつでも生徒にとって何が「親切なのか」は私自身も直面していました。どんな力をつけさせたいのか? 生徒の実態は? 答えがあるものではないと思いますが、先生方のいろいろな視点からの指摘はヒントになりました。 □ 自己表現に結びつけられる学力を持っている中学生らしいので、それを伸ばしてほしいなと思います。 □ ペアでの音読指導をさっそく授業に取り入れていただいてありがとうございます。いろいろな方にレポートしてもらうといろんな議論が出来ていいと思いました。 □ 授業中使われるドリルの形式について議論になりました。あの形式だと多くの生徒がついていくのは難しそう。できるだけシンプルで、段階を追って応用もちょっと入った英文がいいのではないでしょうか?(「その方が刺激があっていい」と言う意見もありましたが)音読指導はペアワークが効果的で、活気が出ると体感できました。最近の例会はワークショップが多くコミュニケーション活動(?)のおもしろさを生徒のように感じています。 ●実践報告(高校):「橘学苑新教育課程づくりの中で問われているもの 橘英語科実践の過程と今後の課題」 小泉 香織さん(私立橘女子高校) 主任となって6年目の小泉さん。国際コースの新設やシラバス作りなど、課題が山積み。持ち前のバイタリティと探求心と英語科のチームワークでこの難局を乗り切れますように! 学校 ・ 横浜市鶴見区の山の手、獅子ヶ谷にある。1942年(昭和17年)第二次世界大戦中、土光登美により創立。「平和な日本を築くには、母親になる女子の教育が必要」という創立者の信念によりスタート。息子の敏夫氏(元経団連会長)に続き、その長男・陽一郎氏が現在理事長となっている。 ・ 来年度から男女共学。それに伴い、普通科にコース制をおく。 ・ 本校独自の創造学習:28年の歴史。農作業、共同食事づくり(畑で取れた野菜を1クラスが1学年分つくる)など体験。来年から高等部は土曜日3時間。 ・ 生徒実態:学習面、生活面にも自信がない。「自己肯定感」をいかにつけさせるかが課題。他者とうまくコミュニケーションができない生徒(過去に不登校経験をもつ)もクラスに数人いる。近年学力的にも高い生徒も増え、大学・専門学校等進学を希望する生徒(自力で入試を突破する)もいる。低学力の数も少なくなく、二極化傾向。 橘学苑の取り組み ・ 2004年から男女教育スタート(美術/国際コースのみ)、2007年に男女。 ・ 国際コース創設:1年次にニュージーランド1年間留学(高1の1月から高2の 12月まで 費用220万円!) 1997 長年論議の末、高2サンフランシスコ現地学習 「Travel English」立ち上げる 1998 夏休みニュージーランドホームステイ3週間を開始 2000 外国人を呼び、各グループテーマ学習発表スタート 2001 中高一貫の英語科プログラムづくり ベトナム研修(下見)(村にホームステイ!) 学習塾のT先生との出会い(橘の英語教育を客観的に斬って頂く) 2002 ベトナム友好協会関わり/鶴見国際交流会館ベトナム講座参加 2003 大阪薫英高校のY氏を教育顧問アドバイザーに 2004 ニュージーランドにゼロ期生として現在の高1、2の8名が留学予定(2週間語学学校に行った後、クラス別) レポーターから ・ 小泉さんからのQuestionに例会参加者が答えました。 Q1:どんなことが今の自分の課題ですか? A1:やりたいことと時間数との闘い/東南アジアに興味が持てるといい/多様な文化に興味を持つ。スピーチやロールプレイに取り組む Q2:中3のゴール「こんな力をつけたい」を教えてください+その実態 A3:自分の考えを簡単にいえるようになってほしい/ローマ字がわかる。英語に固有な音がわかる。述語の語順。主な形の活用/ Q3:高校のシラバスを作るのは誰ですか? A3:科目ごとの担当責任者が作る ■参加者の感想 □ 橘学苑の先生から:「始まってみなければ分からないこと」「始まるまでに考えて(準備して)おかなければならないこと」自分の立場の中でも不明瞭な部分が多いです。でも橘だからこそできることがあるはず!!、と信じています。 □ 橘学苑の先生から:私個人の意見ですが、橘は「点」の実践発表が聞くにはおもしろいです。例会では予想通りの反響だったなあと思いました(私も公立中学校を訪問してまわったとき、同じことを訊かれたり言われたりしました)。 □ 「産みの苦しみ」ですね…。最近の子どもたちを見ていると、いちばん大切なのは「人間教育」だと思います。 □ トップダウンで下ろされた国際コースなのに、苦労しながらシラバス作りをして一歩一歩進んでいるようなので、本当にえらいな〜と思います。努力が結実することを祈ります。 □ とても大きな報告でどこから議論をしてよいかわからないので事前に話し合いをしていないとレポートする方に失礼だと思いました。いろんなことが学べました。 □ 1年の3学期から行くことになるので、その準備として1,2学期の教科指導計画が大変でしょうね。討議の時間が少なく、また公立中勤務の身の上としては夢のような話なので、すぐにこれといった意見がいえなかった。ただ、英語科独りで請け負わず、学年全体のHRや「総合学習の時間」などに海外生活のノウハウや受け入れ校のガイダンスは任せ、英語の時間は英語プロパーに徹して、興味をふくらませて行ったら楽しいのではないか。吉牟田さんの「イギリスを知るには」実践が参考になる。 ■英語教育サークル2月例会 2004年2月21日 大倉山記念館にて 参加者:13名 ■ワークショップ ◆ 参加者によるワークショップ。 日比和子 ・ What happened during this summer vacation?: 中3に時事に関する英問英答の3択。 Q1: Where did a lot of earthquakes happen in July? a. Miyazaki b. Miyagi c. Miyajima A1: b. Miyagi Q2: Where was the World Athlete Championships held this summer? a. Paris b. Barcelona c. Yokohama A2: a. Paris 萩原一郎 ・ 読みの活動 ・ペアワークで一行ずつ交互に読む(お互い助け合えるのがよい)。 ・インフォメーションギャップ:プリントで虫食いで抜いてある単語が違う ・読みの学習が一段落した後で「最後の単語を思い出させる」 教師が「ノdone in ノ」と言ったら「Canada.」のように最後の単語を言う。 ・「つっこみリーディング」Wh-疑問や一部を入れ替えて「つっこみ」を入れる [福島の畑中豊さんが実践していたもの] 生徒:ノ.in Canada. 教師:In the US? 生徒:No, in Canada 教師:Pardon? 生徒:(全文を読み直す。) 中村康雄 ・ 意味の区切れで読むためのプリント:『アトラス2』(三友社) Lesson 8 のZamenhof: the Creator of Esperantoの英文を「左に和訳」「右に英文」にして レイアウト。 ペアワークで英語を読んで、日本語を読む。 棚谷孝子 ・ インターネットからとった教材;「アボリジニー 旗」で検索してみつけた。弘山貞夫さん(愛知県立豊田東高校)の「タスクが生きる英語授業」にあった「インタビュータスク」「サマリータスク」の紹介。 大豆生田知恵 ・ ワークシート;Lesson 7 のWhy Did the Dinosaurs Disappear? 泉康夫 ・ 文法事項の前さばき:「成績1の生徒も必死に覚えて言おうとする」が、「理解を高めることにはほとんど効果がない」(!)と泉先生は謙遜されていますが、文法を勉強している気にさせる「お唱え」の紹介。 Canの歌:(サクマのキャンロップの節で) can can cannot cannot can can cannot できる できない cannot I can You can He can She can We can They can cannot can can cannot できる できない cannot 現在完了:完了はhas、have+過去分詞 just入れたか 「まだ」ならnot ~ yet ・ Mission Bingo:12マスのビンゴにAsk me a question beginning with where ~?. / Introduce your friend.などの指示文が書いてある。 ■参加者の感想 □ 皆様の具体例が大変勉強になりました。参考にさせていただきます。 □ とても興味をひく、役に立つものが多く、なかなかいい企画でした。時々こういうのもいいですね。 □ いろいろ読んで聞いて、学べるものが多くありました。 □ 今日はいろいろな先生方の持ち寄った音読の仕方やペアワークのやり方などあって、とても勉強になりました。 □ 全体に力が入りすぎ?! みなさん教員だなあと思いました。 □ 遅刻してきたので、萩原さんのレポートにみんなで楽しそうに乗っている雰囲気があった所を良いナと感じました。そう思いつつも、高校の読みで、読みとりをお互いの活動にするのは難しそうです。 □ 小さな実践の持ち寄りはとてもいい。10分以内での発表もいい。(ただし、長引いたときは「はい、そこまで」と言うのが当たり前になるといい。) □ クイズ形式にすると生徒は盛り上がると思います。英文でクイズを作って授業の導入などでやってみたいと思います。 □ Mission Bingoは授業(教室)以外の時にも英語を使うきっかけを作るのにおもしろいと思いました。学年別にカードがあり、親切ですよね。つっこみリーディング、内容理解にもつながり使えそう!! ●実践報告(中学):「初めて継続的に取り組んだ週刊5文日記」 日比 和子さん(大和市立引地台中学校) 中3で1、2学期を通して、毎週5文日記に取り組んだ日比先生。レポートを伺っていて「継続は力なり」ということばが浮かんできました。生徒も先生もたいへんだったと思いますが、成功のカギは日記を始めに小冊子にして始めたことだと思います。最後にどういう形で手元に残るか。そこを考えてスタートするというお手本になったと思います。 学校 ・ 家庭環境:経済状況が良くない。受験では公立一本が多い。放任家庭であっても、学校に対してクレームあり。 参考 ・ 参考書:小林麻綾『一日10分英語で書こう 4行日記』オーエス出版(2003)を参考にして「5行日記」を実践することにした。 ・ フォーマット: My Diary ・ 準備:プリントで告知 ・4〜12月のカレンダーで提出日に○をつけたもの ・注意書き:「毎週末、朝学活で英語係が集めて、先生に提出」「1週間のうちのある1日を英文5文で書く」「書き方の例を参考にする:ビギナー編/インプルーブ編」「分からない単語は和英辞典で調べましょう[教室に数冊準備/持ち帰りは禁止]」 ・ 表紙をつけた小冊子作成:「日付+天気」「英文」「日本文」「自分のコメント」「先生のコメント」「評価[ABCで]:英語English/内容Content」の項目をつけたプリントを刷って、1人ずつ小冊子を作成してから開始。 |
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■レポーターの感想
■参加者の感想
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| 英語教育サークル3月例会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年3月13日 大倉山記念館にて 参加者:13名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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●実践報告(中学):『新任1年目の取り組み〜「使える英語」を身に付けさせるために〜』 城 由美子さん(蕨市立東中) |
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| ■レポーターの感想 先生方からのご意見、とても勉強になりました。レポートする機会をいただいたことで、自分の中で次の課題や展望が見えてきた気がします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。 ■参加者の感想
●実践報告(高校):「導入時に英字新聞記事を使った授業の取り組み」 森 延生さん(東横学園大倉山高校) ここ3年、恒例となっているMr.モーリーのレポート。例会後の感想には申し合わせたように「森節」というフレーズが。「パワーポイント」というデジタル機器を駆使しながらも、アナログな魅力が満載。真似できない独特のtalkとvoice。紙面でお伝えできないのが残念です、ほんとうに。生の「森節」を次回も楽しみにしています! 森先生 ・ レポーターから:英字新聞を高校の授業に使うと聞いて、うちの学校では難しすぎて無理だとおっしゃる方もいるかもしれません。でも、工夫をすれば全国どこの学校でも使えるのです。英字新聞を授業に取り入れる方法をたくさん紹介します。 ■レポーターの感想 多忙の中でも教材作りは欠かせませんね。生徒を英語嫌いにさせないためにも、ぐぁんばってます。英語の授業の中でもたくさんの生徒の目を輝かせたいですね。努力あるのみ、工夫あるのみです。 ■参加者の感想
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【報告書の概要】(研究内容の詳細)
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