NO.152
  2005年3月31日
(財)神奈川県高等学校教育会館
〒220-8566横浜市西区藤棚町2-197
         TEL(045)231-1180
教育文化事業推進委員会開催
財団2005年度事業計画などを検討
 
 (財)神奈川県高等学校教育会館の教育文化事業推進委員会は、3月10日開催され2005年度事業計画を検討しました。財政など厳しい情勢も予想されるが「学校への講師派遣教育講座」1'夏季教育詩歴」など、現場のニーズに応えた事業の継統発展について話し合いが行われました。この結果は、3月29日開催の理事会・評議員会において2005年度(財)神奈川県高等学校教育会館事業計画として決定され具体化されることとなりました。

『学校への講師派遣教育講座』を開催します!
各学校からの応募をお待ちしています
 
 「教職員のための教育講座」を10余年実施してきましたが、「テーマによっては職場で開催される方が、より多くの人がその課題についての共通認識を持ちうる機会になるのではないか」などの意見に応えて、'02年度より「学校への講師派遣教育講座」を実施してきました。実施校からは大変好評ですので、本年度も講座内容・実施校数を昨年度と同様に取り組むこととしました。
 2005年度の実施要項は下記の通りです。学校0)校内研修行事などとの関わりを検討され、ご応募いただきますようご案内申し上げます。

「学校への講師派遣教育講座』の開催要項
(1)講演会の趣旨…… 「教育講座」の開設趣旨を受け継ぎ、学校内研修として財団と学校が共催する。
(2)年度の開催回数… 本年度は12校の予定。
(3)講演会内容……… これまでの「教職員のための教育講座」で好評を得たもの現在の教育課題をふまえたもの、校内研修内容としてふさわしいもの、開催要望があったものから取り上げる。
@村瀬幸浩氏の「性教育」
 講演内容の「性教育」や講座の運営のあり方については、講師との話し合いで決めていただきます。 村瀬氏は「教職員のための教育講座」およぴこの「派遣講座」をここ数年継続して担当されています。現在は、一橋・津田塾大学の講師、季刊誌「SEXUALlTY」「人間と性°ウ育研究協議会企画編集)の編集長。県民図書室の室報「共同時空」No39.(2001.3.刊)でも著作を紹介しています。
A岩崎政孝氏の「法的な観点からみた生徒指導」
  講演内容は、弁護士として関わった生徒指導問題の具体的な事例を中心にされますが、学校側の要望は受け入れていただけると思います。
 岩崎氏もここ4年ほど「教職員のための教育講座」を担当し、また学校での研修講座も行っています。最近の著作に「教育判例ガイド」(判例ガイドシリーズ、有斐閣)があります。
B黒沢惟昭氏の「高校の教育改革論」
 講演は、多岐にわたる教育現場の調査研究活動をふまえた内容が期待できると思います。現在は、山梨学院大学教授(前東京学芸大学教授)をつとめています。著書には『疎外と教育』『現代的人権と社会教育』など多数あります。
(4)講師料…………… 財団から1回につき\50,000を支援します。
(5)開催時期………… 出来れば2学期の実施ですが、学校の希望を考慮します。
@村瀬氏… 大学講師としての講義日は月・火曜日ですから、この曜日を外してください。その他の日でも講演活動を広範にされていますので、予備日を考えて交渉してください。
A岩崎氏… 弁護士として多忙な方ですので、予備日を考えて交渉してください。
B黒沢氏… 大学教授として講義や調査研究活動にお忙しいと思いますので、予備日を考えて交渉してください。
(6)応募期日と応募方法 5月16日(月)までに、別紙の申込用紙を利用して下記の県民図書室のFAXにて、連絡してください。
FAX連絡先:045-241-2700(TEL:045-231-2546)
(7)応募結果の決定… 5月末までに行う予定。決定校には財団から実施上の必要事項とともに連絡します。

2005年度「教育研究助成事業」応募受付
4月1日から募集4月30日受付締め切り
 (財)高校教育会館が行う「教育研究助成事業」の目的は、高等学校教育に関する研究活動を行う団体・グループに対して研究助成し、高等学校教育の発展に寄与することにあります。2004年度は25団体に助成しました。これまでの助成団体の研究成果は、県民図書室で閲覧できるようになっています。また、ホームページで閲覧できるように準備をすすめています。2004年度より従来の方針をより明確にした《お知らせ》も示しています、《実施要領》と併せて参照して応募して下さい。

教育研究助成事業《実施要領》
  1. 目的(略)
  2. 助成の対象となる研究
    高等学校教育に関する研究(高等学校のあり方、教育内容及び指導法等に関する理論的並びに実践的研究、高等学校を起点として展開される生徒の活動、PTA・地域等の活動を含む)ただし、学校あるいは校内組織で通常行っている教育活動内の研究は、助成の対象としない。
  3. 応募の資格
    上記1,2の趣旨をふまえ高等学校教育に関する研究を推進している或いは今後推進しようとする団体またはグループ。
  4. 応募の方法
    研究助成金の交付を受けようとする団体またはグループは、「研究実施計画書」(様式@)に必要事項を記入し、責任者の署名を付して、下記へ提出する。
     〒221-8566 神奈川県横浜市西区藤棚町2-197
       (財)神奈川県高等学校教育会館
           教育助成係 TEL 045-231-2546
  5. 応募の期間
    本年(2005年度)については、2005年4月1日〜4月30日までとする。(郵送の場合は当日の消印があれば有効)
  6. 研究助成金の額
    研究題目1件につき3万円から20万円とし、計画内容等審査の上、額を決定する。
  7. 選考の方法
    応募された助成計画については、研究助成審査委員会で審議し、採否及び助成金額を決定する。
  8. 採否の決定通知並びに研究費の交付
    本年度については、2005年5月末日までに採否の決定を行い、直ちに応募団体またはグループに通知する。
    採用の場合は、助成金を10日以内に送付する。
  9. 研究報告書の提出
    研究助成金の交付を受けた団体またはグループは、所定の期日までに、研究成果をまとめ、「研究報告書」
    様式A)を提出しなければならない。
    本年度においては、この提出期限を2006年3月31日までとする。
  10. 助成金の返還
    研究助成金の交付を受けた団体またはグループが、上記の研究等を行わなかった場合等においては、理事長は、審査委員会の議を経て、すでに交付した助成金の一部または全額の返還を求めることができるものとする?
  11. 研究成果の公表
    提出された「研究報告書」は、県民図書室にて閲覧できる。またホームページで閲覧出来るよう計画中である。
    *〈審査委員会〉財団理事長・常務理事・担当理事・教育研究所代表・県民図書室長・財団事務局長
教育研究助成事業に関する募集要項の
確認と明確化の《お知らせ》   
2004.3.1
○募集要項
(1)  県民にも広く開かれた事業としてのこの「教育研究助成事業」は、研究費の全額支給する方式をとるいわゆる「委託研究」とは異なり、研究団体(複数以上の構成員であること)の研究費の一部を助成する「研究助成」事業であること。
(2)  研究助成は1回を基本とします。
研究団体が同一趣旨の研究テーマによる助成の継続申請は、これを1回限り認めます。認めない場合とは以下の通りです。
 @研究報告が期限内に提出されない
 A研究内容の変更を届けない
 B研究計画を大幅に逸脱している
 C会計報告が杜撰である。
また、継続申請の場合は、前回の研究をどのように継続するかの説明書を添付してください。
(3)  研究内容が、行事とか運動の企画などで認められた場合も1回を基本としますが、その活動が軌道に乗る目安として2回目までの助成を認める場合もあります。
(4)  他の団体や組織から支援を受けたり、また申請中の場合は、その旨を申請書の該当欄に記入してください。
(5)  研究成果を出版するなどの場合は、その一部の購入という形での助成も検討します。
(6)  研究助成を一度受けた団体が、再び助成の申請が出来るのは、前回助成から2年後以降とし、前回と同一趣旨の研究テーマでないこととします。
(7)  研究団体の申請は、一年度あたり高校においては、原則として全日制2、定時制・通信制1の範囲で認めます。
(8)  また、助成の趣旨の「広く開かれた事業」の趣旨を明確にするために、高校教育会館のホームペ_ジに研究概要を掲載することとします。その概要は研究報告に添付するものとします。
2004年度教育研究助成団体
申請者 団体名 研究題目
池崎文也 高校理科カリキュラム研究グループ 「身近な素材・プラスチックを用いるエネルギーと環境の学習開発」
石田誠一 地域から地球環境を考える会 地域と地球全体の環境教材の検討と作成
羽野島誠一 中国大衆文化研究会 中国大衆文化の研究
久保博夫 中高生と平和ミュージカルを 中・高校生を含めた若い世代への平和教育
小川 忍 スターリングエンジン研究会 スターリングエンジンの制作研究
栗原精一 「地域に開かれたカリキュラム開発」研究グループ 新教育課程に対応した、生徒の活動を中心にすえたカリキュラム開発
伊東光弘 楠の木教育研究会 障害児教育でどうノーマライゼーションーインクルージンしていくか
簑島信成 省エネカー制作研究 原動機の燃費向上に関する研究
矢野慎一 戦時下の小田原地方を記録する会 小田原地方の戦争遺跡研究
松澤豊明 ロボット研究会 授業におけるロポット等のもの作り
林知子 高校生の健康問題を考える会 高校生をとりまく健康問題への対処・生徒への支援についての研究
桐原啓真 物理・環境教育研究会 関東地方におけるヒートアイランド現象の経年変化
関口昭男 英語教育サークル 英語教育に関する実践交流と研究
岡安徹子 国語活動研究会 詩への関心を高める実践的研究
岸本智志 通信制ラーニング研究会 通信制高校におけるラーニングシステムの導入について
宮城茂 ふるさとの里山交流の会 ふるさとの里山の活性化を図る実践的な試み
藤元一雄 FTBのれそれ人権教育交流推進の会 地域の和太鼓集団「昇龍」の活動を紹介し、太鼓を中心に日本の文化を
古澤めい 草の根援助運動 国際協力に関する学習会と教育実践
宮脇隆史 i高校教育改革」研究会 「高校教育改革」にともなう諸問題の研究
生地 陽 「食卓の同時代」記録プロジェクト 東アジアにおける食卓の同時代的比較研究とその教材化
吉村 博 アムネスティーと人権教育 アムネステイー・インターナショナルと歩む人権教育
中根淳一 郷土史研究会 三浦半島郷土史テキスト、教材の作成
後藤博史 ロボット制作研究グループ ロボットの制作研究
松山明彦 農をとおして日韓交流グループ 日本と韓国の高校生による交流

家上幸子 すたんどばいみ一 外国籍児童生徒による自治的運営活動組織
「すたんどばいみ一」の開催